長野式臨床研究会マスターコース@大阪
2010/9/27
- 鍼灸院の日常
昨日(9/26)は長野式臨床研究会のマスターセミナーでした。
座学は循環器疾患を中心に。いつものように故・長野潔先生の書籍「三十年の軌跡」の症例に沿っての講義です。
そして、個々人の脉状を生徒間で確認。このディスカッションの時間がとても大切です。いつも貴重な時間だと思っています。
長野康司先生の実技を拝見した後はグループ実技。
今回のグループメンバーは全員、鍼灸臨床を日々実践している方々でしたので、非常に盛り上がりました。セミナーでは、何かを具体的な処置法を学ぶ、獲得するというよりは、「気付き」の時間であると思います。また、臨床ではどうしても我流が入りやすく、基本を見落としがちになるところを補正してくれるはたらきもあるのではないでしょうか。
もう一度基本的な処置をしっかり行い、普段気づかない自分の悪い癖を見つめ直す。
今朝の臨床では、そのあたりがバッチリと効果を発揮しました。
長野式鍼灸をベースにオーダーメイドの施術を提供
はりきゅう いとう治療院@大阪