頭痛・めまい ~春に多い頭部の症状~ 豊中の鍼灸院
2016/4/24
- 一般鍼灸
- 鍼灸と適応疾患
頭痛・めまい ~春に多い頭・首の症状~ 豊中の鍼灸院
「何だかフラフラする・頭がスッキリしない・・・。」
このような頭の不快感を訴える方は、3月から5月の初旬あたりまで多く来院されます。
この時期の「めまい」や「頭痛(頭重)」は季節の変わり目の体調不良の一つとして思って頂けると良いと思います。
一日の中では「朝晩の気温差」、一週間単位では「三寒四温」という様な過酷な環境に適用させようと身体が頑張った結果の症状です。
頭痛やめまいの中には、もちろん重大な疾患が隠れていることもありますので、軽々しく扱うことはできません。
しかし、多くの頭痛やめまいの症状は鍼灸治療で軽快すると思います。
先ほどの「気温差」などの外気の状態に合わせようと、身体の中では様々なセッティングを行います。
このセッティングは【自律神経系統】と呼ばれる複数の神経によって行われています。
人間を含めた哺乳類は気温が何℃であろうとも、体温は大体36.5℃ですからね。(昆虫は違いますよ。気温が下がると体温も下がるので冬眠します。余談)
繰り返されるセッティングにより疲労した自律神経たち。この状態が【自律神経失調】です。疲労と言えば疲労だし、病的と言えば病的。そんな中間的な立ち位置の病の形でしょうか。試しに病院に行くと、特に診断もつかなくて逆にガッカリしたなんて人もいるようですね。
そんな疲弊した自律神経には「やさしい刺激の鍼灸治療」がおススメです。自律神経を調整するには「痛い・きつい」刺激はご法度です。何も感じないくらいの優しい刺激で頭と身体をスッキリさせて、気持ちの良い春を過ごしませんか?
頭痛・めまいだけでなく、首凝りや肩こり、漠然とした体調不良にも鍼灸治療は有効です。
自律神経と身体のバランスを調整する鍼灸院
はりきゅういとう治療院@豊中市